DS-5 CEのインストール

2015年4月19日

前回までの環境構築では、普通にアプリを作る上ではNDKまであれば十分という事もあってDS-5 CEのインストールまでは行いませんでした。

今回は開発環境の最終整備としてDS-5 CEを導入してしまいます。ARMサイトの導入マニュアルで抜け落ちている部分を補完しながら解説していきます。
NDKの導入までは前回解説した通りです。コンパイルしたネイティブコードの実行まで済ませています。
eclipse + ADT + Android Native Development Tools | Planetleaf.com Lab.
https://lab.planetleaf.com/?p=588

導入方法はARMのサイトに書いてある通りです。
DS-5 CEインストール – ARM
http://www.arm.com/ja/products/tools/software-tools/ds-5/community-edition/ds-5-community-edition-install.php

追加ソフトウェアサイトの管理も考慮して名前を付加しておきます。
Name: ARM eclipse
Location: http://tools.arm.com/eclipse
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前回、既にコンパイラを含めたツール群をインストールしたため、ここでインストールされるのはRSE(Remote System Explorer)群のみとなります。ライセンスを読み、承諾してインストールするとeclipseが再起動されます。
ARMのサイトではここで説明が終わっていますが、再起動後にライセンス入力のダイアログが表示されるので、コミュニティエディションのライセンスをインストールします。
アプリによる収入が年間10万ドル(クリックするとgoogle計算機で円換算します。)を超えるか、所属組織の従業員数が10人を上回るまでこのライセンスで無償で使用できます。
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再起動後のhelpメニューにARM License Managerなどが追加され、フルバージョンのDS-5を使用する際のライセンス移行などがここから行えます。
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