実機接続:Run on a Real Device

2012年12月19日

手元にICONIA TAB A700とNexus7があるので、導入と動作確認は、それを例にとって行う事にします。

Running Your App | Android Developers
http://developer.android.com/training/basics/firstapp/running-app.html#RealDevice

最初の指示により、OEM Driverを入れることになります。
2番の注意書きにある通り、Android 4.2からは開発者用のオプションがデフォルトで非表示になっているので、指示通りに設定アプリからタブレット情報、ビルド番号を7回タップして{}開発者向けオプションを表示させます。

Note: On Android 4.2 and newer, Developer options is hidden by default. To make it available, go to Settings > About phone and tap Build number seven times. Return to the previous screen to find Developer options.

201218_Nexus7DeveloperOption00201218_Nexus7DeveloperOption01
まぁ、遊び心があるのは良しとして、再び非表示にできないというのはどうなのよと思うわけですが、これで開発者向けオプションより、USBデバッグを有効にすることが出来ます。
201218_Nexus7DeveloperOption02

OEM USB Drivers | Android Developers
http://developer.android.com/tools/extras/oem-usb.html
Nexus7のUSBドライバーはAsusのWebからダウンロード出来ます。
ASUS – タブレット- ASUS Nexus 7
http://www.asus.co.jp/Tablet/Nexus/Nexus_7/#download
20121218_Nexus7DriverDownload
ダウンロードしたファイルは、ドライバのインストールに備えて、適当な場所へ解凍しておきます。インストーラーは無いので、手動インストールになります。

USBデバッグを有効にしたNexus7は以下のように認識されます。
20121218_devicemanager00

プロパティを開き、ドライバーを更新。
201218_Nexus7_DriverInstall

ドライバを手動で更新し、
201218_Nexus7_DriverInstall2

解凍したドライバのディレクトリを指定、サブフォルダーの検索にチェックを入れておけばx86、x64を判別して検索してくれます。
201218_Nexus7_DriverInstall3 201218_Nexus7_DriverInstall4

これで完了します。
201218_Nexus7_DriverInstall5

以後はUSBデバッグを有効にした状態で接続すると、Android Deviceとして認識されるようになります。ストレージデバイスとしても同時に使用できるため、USBデバッグをしていても内臓ストレージへのアクセスは可能です。
201218_Nexus7_DriverInstall6

実機が接続された状態で、前回のようにEclipseからRunボタンをクリックするとAVDの時と同様にアプリケーションが実行されます。
20121218_Eclips_run_firstapp_

Nexus7上で編集中のアプリが動作しています。
DSC00385

デバッグとは言え、通常アプリと同じようにインストールされるため、アプリのアンインストールは手動で行うようになります。
20121218_FirstApp_Install

同じくICONIA TAB A700で、
20121218_ICONIA_TAB_A700_DriverWounload

Jelly Beanのドライバは無かったのでICEのドライバーを使用。インストーラーが付属しているため、インストール後は、A700を接続するだけでADBデバイスとして認識します。
20121218_ICONIA_TAB_A700_DriverWounload2

そして実行チェック、流石にこの大きさだと扱いが色々不便なので、デバッグ機器としてはUSBからの充電も可能でありますれば、Nexus7が優秀かと。
DSC00386