Creating an Android Project ~ Running Your Application
構成の都合上、以前の記事から切り離し加筆したものです。
Creating an Android Project | Android Developers
http://developer.android.com/training/basics/firstapp/creating-project.html
指示通りのプロジェクトを作成しましょう。Create a Project with EclipseとCreate a Project with Command Line Toolsがありますが、コマンドラインの方は割愛します。
Application Name : アプリ一覧等に表示されるアプリケーション名です。
Project Name : Eclipse上でのプロジェクト名、ディレクトリ名にまります。
Package Name : Androidが管理するjavaの一意なパッケージ名称です。
Minimum Required SDK : 動作を保証する最低のAPIレベル
Target SDK : ターゲットのAPIレベル
Compile With : ビルドに使用されたSDK(APIレベル)
Theme : UIのスタイルを指定
各項目はAndroidManifest.xmlへ反映されます。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" package="com.planetleaf.lab.firstapp" android:versionCode="1" android:versionName="1.0" > <uses-sdk android:minSdkVersion="8" android:targetSdkVersion="17" /> <application android:allowBackup="true" android:icon="@drawable/ic_launcher" android:label="@string/app_name" android:theme="@style/AppTheme" > <activity android:name="com.planetleaf.lab.firstapp.MainActivity" android:label="@string/app_name" > <intent-filter> <action android:name="android.intent.action.MAIN" /> <category android:name="android.intent.category.LAUNCHER" /> </intent-filter> </activity> </application> </manifest>
パッケージネームがドメイン名なのは重複を避けるための物なので、サンプルのうちは適当でかまいません。
ドメインを持っていない人のために、以下のような機構も存在します。
パッケージ名登録/利用サービスについて
http://www.java-conf.gr.jp/wg_bof/package/about.html
続いてアプリケーションセッティングですが、ビルドできるかのテストなので、デフォルトで行きます。
以下アクティビティの設定などありますが、すべてデフォルト設定にします。
ウィザードが終わると、パッケージエクスクローラを起点とするアプリケーション開発環境が整います。
Running Your App | Android Developers
http://developer.android.com/training/basics/firstapp/running-app.html
ここではManifestファイルの説明と、ソースやリソースの場所の説明、デフォルトアクティビティに”Hello World."が設定されている事に触れています。
実行に関してですが、android.comにより提供されているAndroid Virtual Deviceを使用する方法もありますが、androidのバージョンや端末タイプ、CPUを気にする必要が無い場合はVirtualBoxで動くAndroVMを使ったほうがストレスがよろしいかと思います。
Download | AndroVM blog
http://androvm.org/blog/download/
AndroidエミュレータはAndroVM一択 – ogaclejapan
http://ogaclejapan.com/android/2013/03/09/androvm-as-android-emulator/
Virtual Deviceを起動した状態でツールボタンのRunをクリックするとアプリをパッケージ化、AVDへ転送実行を一気にやってくれます。
そして実行結果へ、
これで簡単なアプリケーションの作成は可能となります。
以下はAVDの場合
Android Virtual Deviceの起動
Run on the Emulator
まずは実行環境を用意します。
IDEのAVD Managerボタンをクリックしてマネージャを起動。
ここではDevice DefinitionsよりNexus 7 by Googleを選択します。CPUに余裕のない方はスペックの低いDeviceで作成すべきでしょう。
Core2Duo 2.4GHzで8GBを積んでいる当方の環境は、1024MBの端末では起動できなかったため、800MBへ削減して起動しました。
そして、アプリケーションを実行するわけですが、Android Virtual Deviceのエミュレーションが兎にも角にも重いし遅い、手持ちのNexus7ベースの端末をセッティングしてみたところ、
あまりに遅すぎて、端末のランチャーが応答なしと判断する始末。
半端なスペックのマシンで動かすなという話もありますが、これは流石に使い物にならない。
そもそも、マルチタップのアプリなどの作成を考えると、AVD(Android Virtual Device)での動作実験は現実味がありません。やはり実機を使うのが一番でしょう。
IDEと手軽に連携できるという事もあり、今回はVirtual Deviceで動作確認をしておきます。
※追記
ADV の設定にUse Host GPUのチェックボックスがあり、描画エミュレーションによる負荷から解放され、この状態は格段に改善する。さらに、Virtual Deviceの起動はシングルコアで行われるため、タスクマネージャーの関係の設定(A)から使用可能なコアを有効にする。ただしARMコアのエミュレー ションが遅いことには変わりがなく、実機ほどの速度では動かない。ARMコンパイラが内蔵されればという話ではあるけれど、それは実機シミュレートとして はどうなのだろうというジレンマがある。
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