Visual Studio 2013の Git を使う② GitHubからCloneする
前回はローカルリポジトリを作成してCommitし、GitHubへPushする所まで解説しました。今回は自分や、チームが作成したリポジトリをCloneするという作業を行い、最後にコマンドライン版Gitのインストールを行います。権限の無いリポジトリもCloneすることが出来ますが、権限が無いためpushする事は出来ません。その為にForkという手段を使いますが、それはまた別の機会に解説します。
チームエクスプローラーの接続ボタンをクリックし、ローカルGitリポジトリの「複製」をクリックしてください。
ここではGitHubの筆者のリポジトリからCloneを行ってみます。
Visual Studio 2013 へ戻ってURLを入力します。プロジェクトの保存場所はオートコンプリートされますが、自分で入力することも出来ます。
「複製」をクリックするとローカルリポジトリとしてファイルが展開されます。あとはソリューションファイルを読み込めばプロジェクトを編集することが出来ます。その後はGitを使う①の図解にあるようにPullとPushを使用してリポジトリを更新して行きます。
ここで、SimpleROHookに限っての話ですが、ROに使用されているコンパイラと環境を合わせるために Visual Studio 2010 のビルド環境を使用します。よって次のような画面が出ますが、キャンセルを選択してください。
Git コマンド プロンプトツールのインストール
ところで、チームエクスプローラーに通知が出ている事に気づかれると思います。
Visual Studio 2013 に内蔵されているGitクライアントはlibgit2を使用してGUIベースで実装されていて、コマンドプロンプトツールは実装されていません。これはサードパーティー製ツールで補完する必要があります。指示に従ってインストールを行ってください。
実際にインストールの過程を見ていきましょう。
インストールをクリックすると、ブラウザ経由でファイルがダウンロードされるので実行します。
初めて追加コンポーネントを導入する場合は、ファイルを実行しようとすると Microsoft Web Platform Installer 5.0 のコンフィグレーションが起動するので、終了するまでしばらく待ちます。
あとは指示通りにインストールを完了させてください。
完了するとコマンドツール版のGit(msysgit version 1.8.3)が使用できるようになります。
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