ここで取り扱うOpenVPNの構成はL2とL3の両方を自動起動するという物です。
構成は下の図の通りで、遠方の家族の端末や、出先からのアクセスを10.12.59.0/24のセグメントに収容し、タブレットや友人の端末を10.8.0.0/24のセグメントに収容します。
OpenVPN 証明書の作成と管理
前回までに以下の様なディレクトリ構成が出来上がりました。
[tvoncmeta {animated: “fast”} ]
- etc
- openvpn
- easy-rsa ——-| 証明書作業ディレクトリ
- keys ——-| 証明書管理ディレクトリ
- keys ——-| 証明書管理ディレクトリ
- keys ——-| 証明書設置ディレクトリ
- server.conf ——-| OpenVPN設定ファイル
- easy-rsa ——-| 証明書作業ディレクトリ
- openvpn
[/tvoncmeta]
OpenVPNサーバーを立ち上げるにあたり、各証明書と鍵の作成を行います。
OpenVPNのインストール
OpenVPNで構築するバーチャル・プライベート・ネットワーク(VPN)
VPNとは仮想の専用線を用いた通信網です。接続する場所や回線に依存せず、専用線で一つのネットワークに参加しているような状態を作り上げる事が出来ます。
詳しくは公式サイトのHOWTOやOpenVPN.JPのHOWTOを見てもらうとして、ここでは小難しい事は後で覚えるから、まず環境を整えてしまいたいという人向けに、実例を踏まえて解説していきます。
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