Boost STLport zlib ビルドメモ
※2013.03.18 ディレクトリツリーを拙作プラグインで編集、実装しました。
執筆時のバージョンは以下の通り
boost 1.53.0
STLport 5.2.1
zlib 1.2.7
環境はVisual Studio 2010
人それぞれではありますが、構成はなるべく
のような形式にします。
[tvoncmeta {animated: “fast"} ]
- $Libname
- x64
- lib
- x86
- lib
- x64
[/tvoncmeta]
Boost C++ Libraries
http://www.boost.org/
boostはアーカイブ解凍後のフォルダで以下を実行。
結構な時間がかかるので、食事前にでも実行しておきましょう。
bootstrap.bat bjam --build-dir=buildx86 --stagedir=x86 -j2 variant=debug,release link=static threading=multi runtime-link=shared --toolset=msvc stage bjam --build-dir=buildx64 --stagedir=x64 -j2 variant=debug,release link=static threading=multi runtime-link=shared --toolset=msvc address-model=64 stage
STLport
STLport: Welcome!
http://www.stlport.org/
前身であるSTLはSGIのサイトから入手可能だが、メンテナンスされているコンパイラ付属の物を使用すべきでしょう。
Standard Template Library Programmer’s Guide
http://www.sgi.com/tech/stl/
STLportはアーキテクチャ毎にパッチしなくてはならないためx86 x64のフォルダを作り二箇所に解凍する。
[tvoncmeta {animated: “fast"} ]
- STLport-5.2.1
- x64
- bin
- build
- doc
- .
- .
- x86
- bin
- build
- doc
- .
- .
- x64
[/tvoncmeta]
ビルドするための修正作業のパッチはこちらに用意しました。
stlport521_vc10fix.patch
あとはそれぞれのアーキテクチャのbuild / libでnmake clean installを実行。
Zlib
zlib Home Site
http://www.zlib.net/
zlibはアーカイブを解凍後、contrib / vstudio / zlibvc.slnのソリューションを開く。
x86とx64のデバッグとリリースビルドを実行すれば各種dll、libファイルが作られる。
アセンブラコードのビルドは、以下のフォルダ内で各環境のプロンプトを立ち上げアセンブル(bld_ml??.batというバッチあり)
[tvoncmeta {animated: “fast"} ]
- zlib-1.2.7
- contrib
- masmx64
- masmx86
- contrib
[/tvoncmeta]
ライブラリという形態ではないが、ソフトウェアへのデータ圧縮展開の実装としては、バージョン4.62以降からPublic DomainになったLZMAも覚えておきたい。
LZMA SDK (Software Development Kit)
http://sevenzip.sourceforge.jp/sdk.html
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