RCX の非公式配布について
ウィルスの被害にあわないために
RCXのファイルはこのサイト以外では配布していません。このサイト以外で配布されたファイルは全て非公式な物です。コンピューターウィルスの被害にあわないためにも、この手のファイルはダウンロードしてはいけません。実行するのはもっての外です。なお、この記事の最後に公式のファイルのダウンロードを設置しました。
とあるプライベートメッセージ
本日、ragnarokeurope.comのボクのユーザー宛にこんなプライベートメッセージが届きました。
えーっと…。特に自分が誰であるか分かるようなIDは取得していないのであれですが、いい度胸ですね。
何かしらの被害が出ないとも限らないので、手元にあるアーカイブ内のファイルのCRCを比較してみました。
rcx.exeが改変されているようです。公式に配布した物はmpressというツールで圧縮してありますが、圧縮形式がupxへ変わっています。依存しているdll群も、mfcからスタティックベースのコードに変わっていました。mpress圧縮を展開した上で、何らかの改変をしてupxで圧縮したものと考えられます。
upx圧縮を展開してAvastのスキャンにかけてみたところ次のようになりました。
パターンマッチでAutoit Scriptが検出されました。バイナリエディタ上でも関連文字列が見て取れます。
AvastのレポートではAutoit Scriptを使用した Autoit:Dropper-CN [Trj] という事になっています。詳しくは調べていないので何とも言えませんが、悪質な何かが組み込まれていないとも限りません。
一旦はサイトからアーカイブを排除しましたが、再び RCX のファイルを掲載しておこうと思います。なお、RCXは既にサポートを終了しています。最終リリースから時間が経っているため、通常の方法では使用できないと思います。
ダウンロードパスワードはRCXFINALです。
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コメント一覧
hi.. my ragnarok client still stop working